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24 HOUR PARTY PEOPLE

24アワー・パーティ・ピープル [DVD]

24アワー・パーティ・ピープル [DVD]


えっと、今日から勝手にaboutページで並べてる作品を取り上げていこうと思い立ちました。
この作品はJoy DIvisionNew Order好きな方なら必ずご覧になってることとは思いますが。彼らやHappy Mondaysを輩出したレーベル、Factoryのオーナーであるトニー・ウィルソンが語り手となって物語は進みます。
私はこのマンチェスター・ムーブメントと言うものをリアルタイムで体験した訳ではないので、さして深い思い入れも無く見た訳なんですけど、正直言って泣きましたよ。イアン・カーティスが死んじゃうとことかわかっていても超泣けた。
にしても、こういうムーブメントと言うものは、いくつもの偶然が積み重なって起こるんだなあと。でも春は長く続かないわけで、嘘のようにあっけなく終焉を迎え、だからこそ後世に語り継がれる伝説になり得るのだなあと。成功と失敗と言う光と影が赤裸々に描かれていて、見ていてちょっと胸が痛みました。まるでジェットコースターのようにあっという間に上り詰め、堕ちて行く。個人的には見てて結構切なかったです。
あと最後のシーンとか、笑いつつ泣いちゃう感じで、ちょっとじんわりしました。エンドロールでNew Orderの「Here To Stay」が流れた時は、ホントたまらなかったです。まだNew Orderは続いてることに勝手に一人すごい感謝しました。見終わった後胸にしっかりと何かを刻んでくれる映画だと思います。にしても、トニー・ウィルソンって打たれ強いなあと変なとこで感心してしまった。
余談ですが、マイケル・ウィンターボトムと言えばFranz Ferdinandが彼の新作にライヴシーンで出演してるらしいので、是非スクリーンで見たいです(日本で公開されれば)。
★★★★☆ 4