baby blue

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キング・コング

いやー水曜日のレディースデーに見に行ったら何と「満席です」とあっさり言われ、どうしようかと思ってたらたまたまキャンセルが2名分出て、人生初の最前列での鑑賞でした。見にくかったよ!
3時間と言う長丁場でしたが、全く長く感じなかったです。キングコングとアンの関係が少しづつ変化していくのがとても良く描けていたと思う。コングの表情や目から、心境が手に取るようにわかってちょっと切なかったり。3回位うるうるしてしまいました。あとはやっぱりコングの戦闘シーンとか、船員たちの四面楚歌っぷりがすごくて面白かったです。あー、いちばんきもかったのはアンディ・サーキスが変な軟体動物に頭から・・・の場面。ちょっと直視できなかったよ。ま、とにかくこう言う映画はやっぱり映画館で見ないと魅力半減ですね。あとはあんま深く考えずに見ればいいと思った。
でもジャック・ブラックには最後是非死んで頂きたかった(それも酷い死に方で)のですが叶わず。あとはジェイミー・ベルが個人的に好きなので出番が結構多くて嬉しかった。そしてエイドリアン・ブロディ戦場のピアニストの逃げ回ってるイメージが強過ぎて、アンを自ら先頭切って助けに行く姿勢に何かちがーう、と違和感を覚えてしまった。それとコリン・ハンクスが知ってる顔なのに何で見たか全く思い出せずにいらいらした。トム・ハンクスの息子ってのは今回初めて知った。へー。あと船長かっこいい!惚れかけた。
まあ私は旧作を見た事がないので比較は出来ないんですけど、個人的にはとても楽しめた映画でした。スケート場のシーンとか、めっさ悲しかったなあ。夕焼けと朝焼けのシーンも綺麗だったけどその分悲しさが増す感じで。わかっていても、コングがどんどん弱っていくのは見ていてすごく辛かった。
とりあえず見て損はない映画だと思います。私はもう1回見てもいいと思った。さすがに最前列での鑑賞はもうしたくないですけど。

★★★★☆ 4