baby blue

music / film / miscellaneous

ゼア・ウィル・ビー・ブラッド


5/29、伏見ミリオン座にて。
いや〜男に生まれたら、こう言う野望むき出しの人生もちょっと送ってみたかったかも。ダニエル・デイ=ルイスはさすがオスカー穫っただけあって鬼気迫る演技でした。何か、すっごくギラギラしてた。声がめちゃ渋い。(顔も渋いけど)あと神父役の人も相当上手い。かなり狂ってました。リトル・ミス・サンシャインに出ているポール・ダノと言う俳優さんらしいです。この先がかなり楽しみな俳優さんだと思います。
あとこれは2時間半以上もある長い映画でしたけど、全くダレなかった。何か、この主人公の隙のなさに、どうにか隙を見つけたくて目が離せなかった感じ。全体的にドス黒い、どんよりした重い空気なんですけど、後味は別に悪くなかった。ただ、圧倒されました。すごい生き様。
あと音楽はRadioheadのジョニー・グリーンウッド。この映画に、重厚感をもたらしていたのは彼の音楽に依るところも大きかったと思います。
観る前はどうかな?と思ってたんですけど、好みの映画でした。