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歳を重ねると言うこと

今日部屋の中を探し物をしていたら、私の19歳の誕生日に父親から送られたFAXを見つけた。「後悔のないようにやれることを精一杯やりなさい」とか「2度とない学生生活を楽しみなさい」などと書いてあって、現状と照らし合わせてみて、親の言うことはやはり真面目に聞いておくべきだったと、今になってやたらとその言葉を一言一句噛み締めてしまった。昔は、その時が楽しければ先のことなんて特に心配も悩みもせずに刹那的な毎日を送っていたし、それで何も間違っていないと思っていた。今でも別に過去の自分の姿勢が間違っていたとは思わないし、現状に鬱積した不満がある訳ではないけれど、必死で生きて来なかった分、どこかでもっと何かが出来たのではないか、と言うちょっとした後悔のような思いは常にある。よく「人間やれば出来る」と言うけれど、その「やる」ことを自分はこの先の人生で実現出来るのだろうか。自分を信じると言うことは、とても難しい。