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baby blue

music / film / miscellaneous

かいじゅうたちのいるところ ※ネタバレです


原作は未読なのでそれと比べてどうこうというのは言えないのですが、とてもとても良かった。
マックスとキャロルの、「いいことばかりになるはずだった場所」が、自分のせいでそうではなくなることへの(どちらかと言うと自分への)苛立ちがとてもよくわかった。自分はみんなと仲良くしたいのに、みんなと楽しく過ごしたいのに、でもその方法がはっきりわからなくて、自分の気持ちの持って行き場がなくて、素直になれなくて、苛立って、後悔して…。自分の子供の頃を見ているようで、ちょっと胸が痛かった。
もう、キャロルのキャラクターが私はとても好きなんです。彼は本当は優しくて、みんなが大好きで、それがちょっとしたボタンの掛け違いで誤解されて、孤立してしまう。そんな彼の孤独、さみしさが、ひしひしと伝わって来ました。だから私は最後、キャロルが間に合うのかどうか、と言うことがすごく心配で(もし間に合わなければ彼の後悔はきっと一生続いてしまうだろうから)、それが間に合っただけでもう全部OKと言う感じになってしまった。彼のあの最後の瞳を思い出しただけで、涙腺崩壊します。
なんか、難しいことを考えればキリがないんだけど、とにかく最後には、かいじゅうがみんな愛おしく思えてしまって、映画館を出た後もしばらくじわじわ来てしまうくらい、素晴らしい映画でした。

そう言えば…めちゃチョイ役でマーク・ラファロが出てた。あと声優が結構豪華。ポール・ダノ、エンドロールで初めて知りました。何となく、かいじゅうのキャラにぴったりだわ…。あと、パンフがめちゃめちゃ愛情あふれた作りになっています。いいパンフです。

Karen O & The Kids - All Is Love