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baby blue

music / film / miscellaneous

アバウト・タイム 〜愛おしい時間について〜 感想

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10月18日、TOHOシネマズにて。
ラブアクチュアリーは定期的に観たくなる映画のひとつなのですが、その監督のリチャード・カーティスの引退作と言うことで観て来ました。

主演のドーナル・グリーソン(もうすぐ公開の「フランク」にも出演していますが、何とスター・ウォーズの最新作にも出るようです)は、タイムトラベルができると言う設定。一目惚れしたレイチェル・マクアダムス演じるメアリー*1の為にタイムトラベルを駆使します。本来彼女が出会うはずだった相手とも出会わなくなってる時点で正直それ反則じゃない?とか思いましたがそれを言ったら始まらないのでまあいいんですけどね。

最初はラブストーリーかなあと思っていたのですが、最終的には家族や人生についての映画でしたね。人生あの時点からやり直したいと思う事は誰しもあると思うのですが、やり直しがきかないからこそ一瞬を大切にして生きていく事が大切なのだ、と言うことかなと思いました。非常に普遍的なテーマですが、とても重要で難しいことだと思います。毎日繰り返しのような日常を送っていると、どうしても怠惰になってしまいますしね。

正直ご都合主義な所も多分にありましたが、ささやかで穏やかな日常の幸せの大切さ、家族のつながりを描いた素敵な作品だったと思います。ビル・ナイのお茶目だけれど決める時はビシッと決めるお父さんぶりも良かったです。彼の持つ雰囲気が役にピッタリで、ほんとに自然でした。

あと余談ですがLondonのMaida Valeの駅が出て来たんだけど、行ったことある場所がスクリーンに現れるとどうしてもその作品の印象が良くなってしまいますね…。特にLondonってスクリーンで観るとすごく素敵な街に見えてしまいます。

それと音楽がすごく良かった!Friday I'm in loveのイントロは最強だと思い知りました。あとパーティーシーンでMr.Brightsideが流れたり、How long will I love youのカバーなど全ての曲が効果的に使われていて、作品を更に素敵なものにしていたと思います。最後の海辺のシーンからBen Foldsが流れる頃には涙腺緩みっぱなしでした。

また時間が経ったら、のんびり観てみたいと思います。

 

追記:

あとで監督のインタビューを読みましたが、彼自身が両親と妹を亡くしており、その思いがこの作品につながったそうです。そう思うとまた感慨深いなあ。

『アバウト・タイム』リチャード・カーティス監督 何気ない時間にこそ幸せがある、それを感じながら最後を終えられたら。 | dacapo (ダカーポ) the web-magazine

 

*1:そう言えば、色々検索してたらどうやら最初Zooeyちゃんがキャスティングされていたみたいですが、彼女はあんまりこの作品の雰囲気には合わない気がするのでレイチェル・マクアダムスで大正解じゃないかと思います。