続いて、リヨンの旧市街にあるトラブール見学ツアーへ。トラブールとは、建物に巡らされた通路の事で、元々はリヨンの特産である絹織物のデザイン盗用の防止や、運ぶ際に雨に濡らさないようにする為に使われていたそうで、戦時中はレジスタンスの活動にも使われたとの事。ガイドの人が色々説明しながら迷路のようなトラブールを歩きます。
こういう普通の建物の脇にある何の変哲もない入り口から入ります。
こんな風に、狭い通路を通って行きます。
通路を抜けると、建物に囲まれた場所に。こう言う建物のひとつひとつは、今では普通に人が住んでいるそうです。
続いて、私の目的のひとつだったリュミエール博物館へ。映画発祥の地、リヨンに来たからには是非行きたかった場所の一つ。
12月だからか、大きなクリスマスツリー。博物館の中は撮影OKだったようなのですが、てっきり撮影禁止だと思い込んでしまって写真はありません。
1902年に建てられたこの建物、元は彼らの父親の邸宅だったそう。とても立派なお屋敷で、内部の装飾だけでもとても素敵でした。展示物も見応えがあり、彼らの発明した映写機や、当時撮影された映像などを見る事ができます。
今日私たちが映画を楽しめるのも彼ら兄弟の発明のおかげなのですね。感謝感謝。
そして夕食を食べに街へ。タルタルと、オニオングラタンスープ、サラダをいただきました。どれもおいしかったです。