baby blue

music / film / miscellaneous

2020

またまた時間が空いてしまいました。

前回の更新時には想像だにしていなかった、まるで終末映画のような展開の2020年を何とか生き延びています。


前回の更新から約1年半、今までもずっとブログを書こうと何回も思ったんだけれど、最近は何故だかうまく感情や思考を言葉にする事ができない日々が続いています。


今日は久しぶりに自分のブログを読み返したりフォローしている方のブログを読んだりして、そうしていると昔よく読んでいたブログのことや、自分の記事にスターをいただいた方のことを思い出したりして、勿論直接は全然知らないわけだけれど、ああみんな元気でいてくれるといいんだけどなあ、と思ったりしました。


ここ数年はTwitter (だいぶ愚痴多めで暗いアカウントなのですが良かったらフォローしてみてください。プロフィールから行けます)Instagramでその時の感情を吐露したり記録を付けているので、ここには余り記す事がないかもと思いつつも、10年以上何となく続けてきたので、やっぱりこれからも何となく気が向いた時に更新できるといいなあと思っています。

晴茂くんのこととサニーデイ・サービスに関する個人的な思い出

訃報 - NEWS - ROSE RECORDS

いつものように何気なくtwitterを見ていたら、信じられない文字が飛び込んで来て、思わず「えっ!」と声を上げて口を抑えた。サニーデイ・サービスの晴茂くんの訃報。一瞬何がなんだかわからなかった。
どういうこと?何を言ってるの?誤報でしょ?嘘だ。嘘だよ。何かの間違いだ。嘘でしょ?リンク先の文章を読むうちみるみる涙が溢れて来て、そんな自分に驚いた。
次に湧いた感情は、なんで?どうして?なんで?何があったの?その繰り返し。死因を目にして、病気だったの?そんなに体調悪かったの?入院してたの?ずっとサニーデイから遠ざかっていた私の頭の中を、色んな疑問が駆け巡った。

Twitterやネットを検索して、そう言えばいつだか晴茂くんが体調を崩してお休みしてるってどこかで目にした記憶がかすかに蘇った。それでも、晴茂くんは昔から体弱いイメージだったし、前に何かのインタビューで昔死にかけたみたいなエピソードを見てたから、ああまたちょっと崩しちゃったんだな、位にしか思わなくて。

ずっとしまい込んでいたサニーデイの、一番好きなアルバム「Sunny Day Service」を久しぶりに聴いた。ほんの少し聴いただけで、どうしようもなく悲しくなって涙が止まらなかった。すぐに聴くのをやめた。居ても立っても居られず、昔のライブのチケットやアンケートのコピー、ライブの後に行ったクラブで撮った写真やもらったサインを探し回って引っ張り出した。色んな思い出が走馬灯のように脳裏を駆け巡った。

私がサニーデイ・サービスの音楽と出会ったのは、1996年の春。静岡の田舎から都会の大阪に出て来て、大学生活を始めた。慣れない土地での初めての一人暮らし。強烈なホームシックにかかった。そんな頃、ラジオから「恋におちたら」が流れて来てサニーデイを知った(たぶんNHK-FMミュージックスクエアだったと思う)。まだネットでCDを買えなかった時代。今はもう記憶にもないけれど、どこかのレコード屋で初回限定の「東京」を買った。

 初めてライブに行ったのは、1996年の心斎橋クラブクアトロだったみたい。正直もうほとんど憶えていないのが残念だけれど。でも何となく「あんまうまくないな」と思ったような記憶がある。
今パッと思い出せるくらい印象深いライブは京都の磔磔かな。多分曽我部さんが好きな会場だったんだろうけど、磔磔でのライブは毎回機嫌が良くって、3時間くらいやってくれたのを憶えている。とにかく小さい会場なので毎回チケットを取るのが大変で、一度くるりと対バンした時は磔磔まで直接チケットを買いに行った。
そう言えば突然思い出したけど、サニーデイは結構どの会場もチケット取るのが大変だった。今みたいにネットで買う時代でもなかったし、電話はつながらないから結局並んで取るのが一番確実だったんだ。あとスマッシュウエストのスタンプが押してあるチケットがあったので、それで取ってたのかな。今となってはそれも覚えてない。

ライブでは「ここで逢いましょう」をラストに演奏して、アウトロ?をすごく長くずっとやっていたのがとても印象に残っている。 晴茂くんは、いつもMCで曽我部さんと田中さんがぺらぺらしゃべってる後ろで、たまに興味なさそうに、たまに少しニコニコしながら話を聞いていて、突っ込まれると照れたように嬉しそうに微笑む顔が今でも目に浮かびます。とにかく女子人気がすごくて、晴茂くんがちょっとでも声を出すと、黄色い歓声が上がっていたっけ。「コーヒーと恋愛」のカズーを吹く姿、とってもかわいかったな。

当時は大阪に住んでいたので、大阪でのライブはもちろん、神戸や京都でライブがある時も必ず行ってた。夏のイベントも行ったし、97年の日比谷野音や、曽我部さんと田中さんの地元の香川・レオマワールドでのライブも行った。
いちばん遠方でサニーデイを見たのは、今でも忘れない、1999年のRISING SUN ROCK FESTIVAL。当時は今のようなフェスもそんなになかったし、出演者もとても豪華で、今考えるとすごく貴重な機会だったように思う。サニーデイのライブにいつも一緒に行ってた友達と、ミッシェル好きな友達と、この面子はもう行くしかない!と3人で飛行機に乗った。
いざ会場に入ると、北海道なのに暑くて、予想外に日差しが強くて、砂埃が結構キツくて。長丁場にヘロヘロになりながらも、運良くサニーデイの時には最前列で観る事が出来た。空が明るくなって来た頃にぼんやりした頭で聴くサニーデイは、まるで桃源郷の音楽のようで、その時間がとっても幸せで、ああ死ぬなら今死にたいな、と思った事を覚えている。

こちらのブログには移していなかったのですが、ダイアリーの方で以前サニーデイの事を書いていました。2005年の文章なのですが、今の気持ちとリンクしていたので載せておきます。(そう言えば、はてなのidもこのブログタイトルも、サニーデイの曲からいただいたのでした。)

 

晴茂くん!彼のドラム無しではサニーデイは成り立たない!

トチってそかべにぎろりとにらまれたりライヴ中こっちが反応に困るような毒舌でそかべにいじめられたり、でもコーヒーと恋愛のカズーを吹く姿のかわいさと言ったらなかった!!!

 

ライヴ行きたい。

今となっては一生叶わぬ夢かもしれませんが、

サニーデイ・サービスのライヴに行きたい。

多分イベントも含めると、2,30回は行ってたと思いますが、

毎回違う楽しみがあって、違う空気があって・・・。

曽我部の機嫌で左右されてしまう嫌いはありましたが、

いい時はほんとに素晴らしくて。

ワンマンは気付けば3時間を越えることが度々ありましたが、

それでも全く時間を感じさせないライヴでした。

曽我部恵一のソロはほとんど聴いていないのは、

多分私はサニーデイが好きだったから。

あの3人が創り出す音楽と空気が好きだったんです。

このアルバム改めて聴いても思ったんですが、

晴茂君のドラム、大好きです。

やっぱりあのドラムでないと。

 

今田中氏がスクービーのマネージャーと言うのは

有名な話ですが、

晴茂君は何してるんでしょうね。

心配する筋合いじゃないですが、

多分サニーデイ好きだった人は、

晴茂君のことをみんな心配してると思いますよ

元気でいて下さいね。

 

サニーデイは、私には昔の思い出とリンクする事が多過ぎて、

解散とほぼ同時に自分の環境も変わって、

サニーデイが二度と生で聴けないのと同じように、

今ではもう思い出すことすら余りない

以前の生活や、たくさんの人たち。

そんなものが出て来てしまうので、

辛くてあまり聴けませんでした。

多分、これからも余り聴くことはないと思います。

私にとっては、たまに取り出して聴く、

宝物のような音楽です。

  

「二度と生で聴けない」って自分で書いてた当時の自分に、その後再結成して、ツアーもするんだよ、と伝えたい。きっと当時の私であれば、何をおいてもツアーに行っていたと思う。けれど実際には、2008年の再結成を知っても「そっかー」位にしか思わなかったように記憶している。その頃の事ももう余り憶えていないけれど、サニーデイは私にとってすっかり過去になっていた。当時を知る元ファンとしては、解散までの経緯も何となく知ってたし余り雰囲気の良くないピリピリしたライブも知っていたから、再結成と聞いても「何で今更?」と少なからず思ったのも事実だった。

その後、2011年に私はイギリスに行く前に、昔録画していたビデオや録音したラジオ等全て処分して、未練や感傷等ないつもりだった。翌年帰国した後は仕事に忙殺されて音楽どころじゃなかった。実際過労で死にかけて、その後も何回か入院して、とても音楽なんか聴く気分じゃない、そんな状態がずっと続いた。音楽に対する興味も情熱もすっかり消え失せて、昔のように誰かのアルバムを予約して、発売日を首を長くして待って、ライブのチケットを必死で取って、ライブの日を楽しみに待って、ライブがとっても楽しくて、幸せで、そんな気持ちはすっかり忘れていた。晴茂くんのことどころか、サニーデイの存在すら自分の中から消えていた。

でも、それなのに、今回訃報を知って、自分でもびっくりするくらい、とてもショックで、悲しくて。
訃報を知ってから数日間は食べ物が喉を通らず、毎朝目覚める度にぽっかりと胸に穴が開いたような空虚な気持ちが続いた。もう二度と会えない人の事を想う、まるで大失恋したときのような気分だった。 
仕事中もたまにぼんやり晴茂くんのことを考えた。仕事が終わって車に乗り、エンジンをかけた瞬間にまた涙が出た。

自分の中で朧げになっていた晴茂くんを取り戻したくて、昔たくさん録画していたテレビやラジオのテープを探したけれど、どれだけ探してもやっぱりなくて、捨てなければ良かったって心底後悔した。数日経ってもまだ涙がぼろぼろ出るし、最近映画を観ても涙が流れる程泣く事が皆無ですっかり枯れたものだと思っていたのに、こんなに涙が出る自分に正直驚いた。

「Sunny」の時のかな、やっぱりどこか消えてしまいそうな晴茂くんを、曽我部と田中さんがやさしく笑顔で見ている写真を今回初めて見たんだけれど、本当にやり切れない気持ちになって。
最近の晴茂くんの事を全然知らなかったから、 訃報を知った後に買った本で、自殺未遂をしたことを初めて知って、とてもショックだった。その本を読んだだけでも、途中状態がどんどん悪くなって行ってるのがわかって。それでも最後にはもう一度舞台に立ちたいって言ってたんだね…。
晴茂くんのTwitterを改めて遡って見て、とても悲しくなった。何とかならなかったのかなって。ずっとSOSを発してるような、そんな感じにも見えた。ただのいちリスナーの私に何も出来る訳ないってわかってるけど、それでも何か、何かをしてあげたかったなあって。
私、晴茂くんのこと、遠くから応援すらしてなかったよ。あんなにとてつもなく楽しい時間を、宝物のようなキラキラした思い出を、たくさん、たくさんもらったのに、何にもできなかった。

 訃報を知ってから少し経って、また繰り返し繰り返し、あの頃のようにサニーデイを聴き始めた。久しぶりに聴くサニーデイは、歌詞がすらすら出てくるくらい聴き込んだ曲たちなのに、なぜか新鮮に響いて来て、改めて、本当に、本当に、いい曲だなって実感した。再結成後の曲は全然知らなかったけれど、今回初めて聴いた「桜 super love」も「セツナ」も、すごくすごく好き。
勝手に、本当に身勝手に、晴茂くんが私とサニーデイを再会させてくれたと思う事にした。

今でも、あの時期、あのタイミングでサニーデイの音楽に出会えて、本当に幸運だったと思っている。二十歳前後の多感な時期、傍らにはいつもサニーデイの音楽があった。そして、私の知っているサニーデイには晴茂くんがいつもいた。
曽我部さんや田中さんにライブで突っ込まれて照れたように笑う顔や、キョトンとした感じの表情。カズーを吹く時の顔。ちょっと高くて細い声。どこか寂しげで儚げな横顔。色が白くってとても綺麗な顔。ドラムを叩くときの少し猫背な姿勢。そしてちょっとどこかモタつく感じの味のある、晴茂くんにしか叩けないあのドラムの音。全部大好きでした。
そして何より、楽しい時間と、素敵な音楽と、かけがえのないたくさんの思い出をありがとう晴茂くん。あなたの事、ずっとずっと思い出します。忘れないからね。私にとってのサニーデイ・サービスは、いつでも、いつまでも3人だよ。今は天国で、この世にいる時よりも楽になったかな。どうか、どうか安らかに。  

 

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近況とパディントン2

さてさて相変わらず特に何の変哲もない日々を送っています。平日は職場と家の往復のみ、休日は映画館に行ってお家でまったり、です。でも今年に入ってからも風邪を引いたりして、入院こそしていないものの体調は相変わらずスッキリせず。もっと健康になりたいなあと思いつつ、大した努力もしていないのでまあこのままだろうなと思ってます。

もう去年のことだけど、通院後にちょっと足を伸ばして行った素敵喫茶店。ビーフとチキンのカレーと柿のチーズケーキ。どちらも美味しかった!

ラ・マレア 1980ダン (LA MAREA 1980DAN)

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そして楽しみにしてたパディントン2!残念ながらまたしても田舎は吹き替えのみの上映だったので、名古屋まで行きました。

1月だったので、名古屋に着いたらまだ雪が少し残ってました。寒かった〜。

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映画館の下に入ってるカフェもパディントンとコラボ中。

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映画館は名古屋駅から地上に出て(地下は迷うので)徒歩数分でした。

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「ミッドランドスクエアシネマ」と「ミッドランドスクエア シネマ2」があるらしく、こちらは2016年にできた新しめの映画館。

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 中はすごくきれいでしたが、ロビーに椅子がなくて、自動ドアを出た所にしか座るスペースがないのがちょっと残念かな。でも席もすごく見やすくて、もっと近くにあったら頻繁に通いたい感じでした。

 さて映画はと言うと、1に引き続きパディントンがかわいくって最高でした。前作を上回る続編ってなかなかお目にかかれないけど、これはその前作を上回る感動とユーモアと家族愛とモフモフっぷりで大変良かったです。パディントンの純真さにこちらの心も洗われるような、とってもとっても素敵な作品でした。彼の健気な様子に思わず涙腺が緩む事数回…。個人的にブラウンさんのヨガがまさかあんな形で回収されるとは思わず、大変ツボにはまり笑いを堪えるのが大変でした。

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脇を固める新キャスト、ヒュー・グラントブレンダン・グリーソンもいい味出してて、あと個人的にノア・テイラーが出てたのが嬉しかったです。ピンクの囚人服もキュート!

どうやら第3弾も製作されるようなので、首を長くして待ちたいと思います。カリーさんの株が下がったままなので、次回作で汚名返上されるといいな。