baby blue

music / film / miscellaneous

君とボクの虹色の世界 Me and You and Everyone We Know


10/5、浜松東映にて。
登場人物は結構いっぱい出てくるんだけど、全員が何らかの形でつながってて。 中にはおいおいおいと言うような下ネタやブラックな場面、痛い場面もあるんだけど、全部微笑ましいと言うか。いろんな想いが交錯して、ああなってこうなって…。個人的にはお兄ちゃんと嫁入り道具の女の子のエピソードが好き。
映像も光溢れる、柔らかい感じで、作品も全体的に穏やかな優しい雰囲気でした。 あと洋服とか部屋とかもすごく素敵だった。 音楽もこの映画の空気にすごく合ってて、特にSpiritualized の「Anyway That You Want Me」が流れた最後のほうの場面、良かったなあ。
この監督はミランダ・ジュライと言う女性なんだけど、発想がすごいなーと思った。所謂ガーリーな雰囲気ではあるんだけど、発想は奇人変人レベルです。5日に見た「サムサッカー」の監督マイク・ミルズとは私生活でパートナーだそうで、何となく納得。穏やかな優しい空気が、サムサッカーと共通してると思ったので。
★★★★☆ 4