baby blue

music / film / miscellaneous

Somewhere


2ヶ月ほど前の話ですが、London Film Festivalにて見てきました。Sofia Coppolaの映画自体は特別好き、と言う訳ではないんですが、音楽のチョイスが良いのでついつい見てしまう、と言うのが本音。もちろん、映像の淡い色使いや俳優さんの配役も好きなんだけど。それにしても彼女は、疎外感や孤独の空気をスクリーンに映し出すのがとても上手だと思う。今回もその辺りはさすが、と言う感じでした。お金や名声では埋めることの出来ない心の隙間。Stephen Dorffが、寂しげで儚げですごく良かったです。
そしてやはりElle Fanningはめちゃキュート。彼女がスケートリンクで踊るシーンの音楽が気になって調べたらGwen Stefani "cool"という曲だった。もっとシューゲイザーっぽい感じを受けたんだけど、映画館の音響のせいなのかな。あとPhoenixの音楽も良かった。
一応男性が主人公なので、いつものよりカワイイ感じは少なめですが、彼女の世界観が好きな方ならきっと好きだと思います。日本で公開されたら、チラシとパンフレットを友達に頼もうっと。