baby blue

music / film / miscellaneous

11/14 The Shins@名古屋クラブクアトロ

フジで念願叶ってやっと見れたshins。ワンマン初めて行って来ました。結論から言うと、今年のベストライヴ!
入り口でロゴ入りの風船をもらって、膨らませるのに悪戦苦闘しながら、気付いたらその時点でかなり楽しかったり。待ち時間があっという間でした。そして「Sleeping Lessons」のイントロが始まった瞬間に、どこかに連れて行かれたような、自分が今いる場所を忘れてしまうような不思議な感覚になった。そのあとも曲が始まる度に、大好きな曲を聴けることが嬉しくて、そのことに感動して泣きそうで、でも楽しくて、と言うごちゃまぜの感情で見てました。とりあえず「Australia」の時に風船が舞いまくってて、すごく楽しかった。音はCDで聴くよりも骨太な感じで、素敵でした。あとはやっぱり「New Slang」ではうるっと来た。「Caring Is Creepy」は、ライヴの時のちょっと速い感じがすごく好き。本当に好き。好き過ぎて聴く度にぎゅうっとなります。と言うか、全部全部本当に好きだな〜って実感した。
あと、やっぱりメンバーの人柄もあるのか、とっても温かなライヴでした。普通に客席と会話してたり、「カンパイ」と言ってビール飲みまくってたり、そんなことにいちいち満面の笑顔にさせられた。サマソニTravisの時もそうだったけど、ステージからほわほわと温かい空気が流れ出ていて、自分の中にすうっと入ってくるような気がした。自分の中のささくれ立った気持ちが、見る見るうちに治る感じ。「Australia」で風船が降って来たように、ささやかな小さい幸せがいっぱいいっぱい降り注いだような、幸福感に満ち溢れたライヴ。終わったあと、その幸せをかみしめて涙が出そうになりました。てか今も思い出すとちょっとうるっと来る。本当に約90分間があっという間で、たった昨日のことなのに、夢だったんじゃないかと思ってしまう。ライヴを見て楽しくなるのは度々あるけれど、こんなに幸せだなあ〜と感じたのは初めて。何でだろうなあ。Shinsすごい。本当にすごい。昨日のことを思い出すだけで、当分生きて行けると思った。それくらい、幸せにしてもらって、力をもらって、何だか全てのことに意味があって、繋がってて、とにかく来日してくれてありがとう、とっても素敵なライヴをありがとうって何百回もお礼を言いたい。


Caring is Creepy